利息に関する法律が見直され、適正な金利で借入れができるようになったことや、自宅に居ながら契約が結べるようになったことなどから、消費者金融を利用することに抵抗を感じなくなった方も多いと思います。
大手消費者金融の1社で、2018年4月にリニューアルした『レイクALSA』の金利は実質年率4.5%~18.0%となっており、他の大手業者と比較しても同等レベルに設定されています。
適用される金利は借入額によって違いますが、銀行などと比べて高く設定されているため、時には毎月の返済が厳しく「もう少し利息が減らないかなあ」感じることもあるでしょう。
一度設定された金利は、完済するまで変わることが無いと思いがちですが、レイクALSAでは期日までにきちんと返済を続けているなどの優良顧客に対し、金利を引き下げるサービスも行っています。
また、極度額の増額申請やレイクALSAに直接交渉するなどの方法でも、金利を引き下げられる可能性があります。
そこで、今回はレイクALSAの金利ダウンの条件や方法・増額申請などについて、詳しくご紹介していきます。
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記事の目次
レイクALSAの金利はどのように決定するの?
レイクALSAの貸付金利は実質年率4.5%~18.0%ですが、適用される年率は「契約極度額」によって決まります。
契約極度額とは、契約上で借りることができる最大金額のことで、現時点では上限額までは借入れが不可能であっても、将来を見据えて貸付けを許可する最大限の金額をいいます。
レイクALSAでは、極度額に応じて以下のように金利が設定されています。
ただし、極度額が200万円以下の場合には、最大借入残高によって金利が決まるシステムとなっています。
*最大借入残高1万円~100万円未満⇒実質年率15.0%~18.0%
*最大借入残高100万円~200万円以下⇒実質年率12.0%~15.0%
*極度額200万円超~300万円⇒実質年率9.0%~15.0%
*極度額300万円超~400万円⇒実質年率7.0%
*極度額400万円超~500万円⇒実質年率4.5%
このように、契約極度額が低額だと金利は高く、極度額が増額すると金利は低くなる設定です。
レイクALSAで金利が引き下げられる条件は?
レイクALSAでは金利を引き下げられるサービスがありますが、それには一定の条件が必要となります。
金利ダウンの条件としては、レイクALSAに「優良顧客」として認められることが一番です。
レイクALSAの優良顧客になるには、主に以下の条件を満たすことが大切です。
①他社借入分も含めて、これまで一度も延滞したことが無い
②レイクALSAの借入額が多い
③勤続年数が長い
④安定した収入があり、年収も高め
⑤返済能力に合わせた利用をしている
こうした条件を満たせば、レイクALSAの利用期間が短くても優良顧客として認められる可能性が高いです。
優良顧客に認められると「利率ダウンの案内」が来る
利用者はレイクALSAの会員となり、それぞれ個々に会員ページを持ちます。
優良会員と認められると、その会員ページに〔「利用限度額の増額」と「利率ダウン」の案内についてお知らせがあります〕というメッセージが届きます。
この案内は、ページトップの上部に赤い文字で表示されるのですぐに見つけることができます。
利率ダウンの案内が来ていたら、利息総額を減らす絶好のチャンスとなります。
レイクALSAから利率ダウンの案内が来たら直接交渉してみよう!
金利の引き下げ申請は、レイクALSAの会員ページに届いた「利率ダウンの案内」をクリック(タップ)することで手続きができますが、「電話でオペレーターに直接交渉」する方がより効果的です。
直接交渉ができるポイントは、「利率ダウンの案内が来ている」ことが重要です。
利率ダウンの案内が来ているということは、「レイクALSAの優良顧客である」ことを示しているからです。
優良顧客の条件は上記でご説明しましたが、レイクALSAとしては優良顧客を獲得し続けることで、大口借入による長期利用でより多くの利息を回収できるため、多少金利を引き下げても利益アップにつながるのです。
しかしながら、優良顧客全てに金利引き下げを許してしまうと、利益アップが難しくなる可能性があります。
そのため、レイクALSAでは金利引き下げ時にも審査を実施しており、案内が来たからといって申請した優良顧客全てが金利ダウンできるわけではないのです。
しかしながら、オペレーターに直接金利ダウンの交渉をすれば、「自分がなぜ金利を引き下げてもらいたいか」などの思いをきちんと伝えることができ、インターネットから申請よりも説得力が増します。
その思いがオペレーターに届くことによって、金利ダウンにもつながる可能性が出てきます。
利率ダウンの案内が届いたら、ぜひ直接交渉してみましょう。
極度額を増額することでも金利ダウンが可能
では、レイクALSAから優良顧客と認められないと、金利ダウンは不可能なのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
たとえ優良顧客と認められなくても、きちんと返済を続けていくことによって、他の方法から金利ダウンにつなげられる可能性もあります。
例えば、「契約極度額の増額申請」を行うことによって、現在の金利よりも低くなる可能性が考えられます。
上記でもご説明しましたが、レイクALSAの金利は設定された契約極度額によって決まり、極度額が増額されることで金利は低くなるのです。
例えば、極度額200万円の場合には金利は15.0%に設定されますが、増額申請を行い極度額が300万円になると、金利は7.0%にまで引き下げられることになります。
ここで、100万円を借り入れた場合の返済状況を、極度額200万円(金利15.0%)と、極度額300万円(金利7.0%)のケースで比較してみたいと思います。
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◎極度額200万円(金利15.0%)の場合
※借入金100万円、月返済額27,000円とします。
・返済回数⇒50回
・返済総額⇒1,344,001円
・利息総額⇒344,001円
※極度額200万円の場合、利息総額が約34万円となり借入金の約3分の1を占めているのが分かります。
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◎極度額300万円(金利7.0%)の場合
※借入金100万円、月返済額27,000円とします。
・返済回数⇒42回
・返済総額⇒1,129,904円
・利息総額⇒129,904円
※極度額が300万円に増額されると、利息総額は約13万円となり極度額200万円の半分以下にまで減ることが分かります。
《レイクALSAの増額申請の条件と方法》
レイクALSAの極度額を増額できれば、金利も引き下げられる可能性が高くなります。
しかし、増額を認めてしまうとレイクALSAでは回収できるはずの利息が減ってしまうため、増額審査を行い基準に達すると判断された場合にのみ認めているのです。
従って、増額申請をする前に自分がその対象となっているかどうかを確認しておくことが大切です。
増額の対象かどうかは、レイクALSAの会員ページに「優良顧客への案内」が届いているかで判断できるほか、「ご利用限度額アップのご確認やお申込み」から確認することもできます。
その条件としては、レイクALSAでは明確にはしてはいませんが(増額審査があるため)、以下の条件を満たすことで増額申請の対象となる可能性が高いです。
*レイクALSAと契約してから半年以上を経過している
*他社借入れが無い、または他社借入件数が増加していない
*他社借入分も含め、これまでに一度も延滞したことが無い
*増額を許可できるだけの収入と返済能力を持っている
増額の申し込みは「レイクALSAの会員ページ」、「フリーダイヤル」から行うことができます。
なお、自動契約機でも増額申請が可能ですが、わざわざレイクALSAの無人店舗に出かけて審査で否決になると無駄足になってしまうので、上記の方法で増額申請をすることをおすすめします。
少しでもレイクALSAの金利をダウンさせるためには、借りたものはきちんと返して増額申請の対象となることが第一歩です。
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