消費者金融から借入をしたくて、審査の時に嘘をついて申し込んだという人もいるのではないでしょうか?
切羽詰まった状態ならばそんなことを考えても不思議はありませんよね。
しかし他社借入で嘘がバレたらどんなリスクがあるのか?
また他社借入がある場合の審査通過のポイントや、消費者金融の対応などもご紹介しましょう。
嘘をつくと審査に通過しない?他社借入バレる?
審査申込時に、記入内容や提出書類で嘘をついてしまうと審査に落ちてしまう可能性がとても高いです。
お金を借りると言う行為は、信用がとても大事ですが、そこで嘘をつくってことは信用を一気に下げる行為になります。
審査では大きなマイナスになりますし、今後にとても影響するでしょう。
悪意ある嘘は審査に通過しない
嘘にも色々ありますが、明らかに悪意のある嘘だった場合で、それがバレてしまったら審査には通過出来ないでしょう。
例えば、無職なのに、以前の職場の情報を記入したり、他社借入があるのに、他社借入なしと記入するのは明らかに悪意のある嘘ですよね。
こんな嘘はすぐにバレますし、このようにわざとついた悪意のある嘘は、審査や利用途中にバレてしまう可能性が高いです。
そして利用途中に嘘がバレてしまった場合には、利用しているローンを一括での返済を請求されたり、悪質と判断されてしまったときは法的措置をとられる危険性もあります。
消費者金融の申込時に嘘をつくときは、バレた時のリスクが非常に大きいと覚えておきましょう。
個人信用情報期間に登録されるのは、審査に落ちたことだけ!
消費者金融に嘘をついたことがバレてしまった場合には、個人信用情報には特別情報が残るわけではありません。
嘘をついてバレたなんて情報は残りませんし、審査に落ちたという内容だけが登録されます。
したがって、申込みをした消費者金融以外には、申込時に嘘をついたという事実はバレないという事になります。
もしも、他の消費者禁輸への申込みを考えているのであれば、審査落ちの情報が消える6ヶ月後には何も情報が残っていないと言う事になりますね。
そう考えると、6ヶ月我慢すれば、もう一度チャンスがあるのかも?って考える人もいるかもしれませんが、嘘がバレた金融機関は、嘘をつかれた情報を別に会社内に保管している可能性は高いので、6ヶ月時間を空けても審査には通らないでしょう。
またその嘘をついたという情報は、会社によって保管期間も変わってきますし、半永久的に保管している会社もありますので、その会社から借りるのは厳しいと言えます。
そう考えると嘘をつかない、若しくは申し込んだ金融業者ではないところに申込みをするようにしましょう。
嘘の申込みは消費者金融のデータや信用情報ですぐにバレる!
ウソの申込みをした場合、消費者金融は自社のデータや個人信用情報の登録内容から、ウソをついているかどうかを判断します。
例えば、他社借入の情報は提携している金融機関であれば、個人信用情報期間の情報と照らし合わせることで判断出来ます。
また、個人信用情報には、名前や住所、年齢、職業などの個人情報も載っているため、個人信用情報と内容が違った場合には、ウソとバレる可能性が非常に高いです。
さらに、登録された情報は無いよう毎に、6ヶ月から最大10年間登録期間があるため、なかなか消えません。
「でも、年収とかの情報は時間がたったら変わるから、個人信用情報と違ってもウソとはバレないよね?」
と思っている人もいるかもしれませんが、消費者金融はローン審査のプロですし、申込者の年収が同年代、同業種の人と比較して高額であると、ウソを突いているのではないかと疑われます。
ウソを突いているかどうかの判断は、様々な面から行われるため、なかなかウソがバレずに済むことは難しいですよ。
故意じゃなくても申込書類に不備があると虚偽申告になる!
虚偽申告をしてお金を借りようとすることは、詐欺に当たる行為なので、消費者金融から法的措置を取られる可能性も十分にあります。
また、虚偽申告をしてしまったとしても、申込書の訂正があとからできません。
したがって、申込書に記入した内容と、申込書記入に関する注意書きや備考欄などをしっかりと確認し、間違った情報を記入していないか確認をしっかりとしましょう。
心配な人は、個人信用情報の開示請求を行い、自分の借金を正確に把握しておくのも手ですね。
「もしも、虚偽申告をしてしまった場合には、どのように対処すればいいんだろう?」と思っている人は、早めに消費者金融に問い合わせて申込みをキャンセルしてください。
先程も紹介しましたが、キャンセル後は最低6ヶ月空けて、他の消費者金融に申込みをしても情報が残っていないため、審査には影響を与えません。
大事になる前に早めに対処するようにしましょう。
ウソや間違いがあってもスルーされるケースもある
消費者金融にウソの申告や記入内容を間違ってしまったときでも、スルーされて審査に通る可能性もあります。
例えば、年収440万円の人がうっかり450万円と記入しても、10万円程度の差であれば大差ではありませんし、そもそも審査に影響は与えないでしょう
それぐらいは許容範囲ですし、ウソと言い切れない感じもありますよね。
このようなケースでは、ウソといえどもスルーされる可能性は大いにあります。
「年収以外の情報もウソを突いたとしても、スルー可能性があるのか?」ということですが、こちらも勤続年数や住宅の居住年数、他社借入金額なども、多少のズレならば、スルーされる可能性が高いでしょう。
しかし、個人信用情報ではこれらの情報もしっかりと把握されるので、消費者金融かあウソをついているということはしっかりと把握されます。
具体的には、個人信用情報では以下の情報が記録されていますよ。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- 年収
- 勤続年数
- 居住年数
- クレジットカード利用歴
- 他社借入金額
ウソをスルーするかどうかは、消費者金融毎にことなるので、明確な基準はありません。
しかし大切な事は申込みをするときに、ウソの内容を書かずに正確な情報を記入することに心掛けることです。
間違っても「小さいウソなら大丈夫」なんて思わないで、きちんとした情報を書きましょう。
そのために、事前に必要な書類(所得証明書や保険証など)をしっかりと準備して、申込書に記載するときに書類を見て、間違いないようにすることが大事になります。
他社借入が有る場合の審査通過のポイントは?
他社借入が有る場合には、審査通過するためのポイントを事前に抑えておくことが大切です。
他社借入があると、他社借入がない人と比較したときに審査に通りにくいことは間違い有りません。
したがって、少しでも借入が行いやすいように、以下の審査通過のポイントを満たしているかを確認してください。
他社借入を一つでも完済して解約しておく
他社借入を複数社から行っている人は、一つでも多く完済をしてカードローンの契約を解除するコトが大切です。
「返済をすすめることが大切なのはわかるけど、完済や解約もしなくてはいけないの?」と思うかもしれませんが、同じ金額を返済するのであれば、複数社平均的に行うのと1社を重点的に行うのは、返済金額が同じであれば審査での評価も同じに見えそうですよね。
しかし、返済をすすめてローンの契約を解約した場合は、大きく話しが変わってきます。
なぜ、解約をするのが良いかというと他社借入がカードローンの場合には、借入金額の他に与信額も重要だからです。
与信枠とは、カードローンの限度額までいくら借入できるかという金額のことで、例えば限度額100万円のカードローンを10万円利用している場合には、与信枠は90万円になります。
与信枠が残っていると「カードローン契約後に与信分借入をされたら、返済に困りそうだな」と消費者金融側が審査で判断するため、解約をして追加の借入ができなくすると審査に通りやすくなりますね。
消費者金融のおまとめローンを検討しよう
消費者金融のおまとめローンは、複数ある他社借入を一つにまとめることが出来るローン商品で、借金返済に悩まされている人にオススメのローンです。
おまとめローンのメリットは、借金を一つにまとめることで借入金利を低くしたり、返済日の管理が楽に出来たりする点ですね。
とはいっても、ひとによっては利用しても返済が楽にならないこともあります。
例えば、おまとめローン利用前の金利が低金利の人は、おまとめローン利用後は金利が高くなり、支払利息が増えるかもしれません。
また、おまとめローン利用後に返済期間を再設定しますが、返済期間を短く設定すると、1ヶ月の返済額が増えてしまい、毎月の返済を楽に出来ない可能性もあります。
おまとめローンは、おまとめ前とおまとめ後のローン内容の確認が非常に大切なので、利用前にしっかりとシミュレーションをしておいてください。
総量規制に達していなければ借入があっても可能!
消費者金融は貸付金額を総量規制の範囲でしか行えないので、自分の他社借入金額が総量規制の範囲内かどうかを確認することは、とても大切です。
総量規制というのは貸金業者が利用者に返済が難しい高額な貸付をしないようにする規制する法律で、具体的にいうと年収に対して3分の1以上の貸付をしてはいけないと決められています。
とはいえ、総量規制の基準ギリギリまで借りていると審査には通りにくいかもしれません。
返済能力と信用があれば審査に通過する
消費者金融では、返済能力と信用があれば審査通過する可能性は増えます。
消費者金融は審査基準を公表してはいませんが、一般的には申込者に返済能力と信用がどれほどあるかを確認してきます。
返済能力と信用というのは見えにくいので、判断するのは難しいですが、一般的には過去の返済状況が返済能力や信用に大きく影響を与えるでしょう。
例えば、カードローンやクレジットカードを定期的に利用して、全て返済した完済実績があれば返済能力があると判断されます。
また、現在の借入件数や借入額が少なくなれば、「他社の返済をしてもまだ返済できる」と消費者金融に思われやすいと言えますね。
他にも、同時に消費者金融に申し込む件数を減らしたり、審査に申込みをしてから次の申込みまで6ヶ月以上期間を空けたりするというのは効果的です。
他社借入にならないものもある!
ローン商品の中には他社借入に含まれないものもいくつかあります。
具体的には、以下の表のように他社借入に含まれるかどうか区別されていますね。
他社借入に含まれる | 他社借入に含まれない |
消費者金融・信販会社のカードローン | クレジットカードのショッピング枠 |
クレジットカードのキャッシング枠 | 目的ローン |
銀行カードローン(総量規制は対象外) | 奨学金 |
例えば、クレジットカードや住宅ローンなどの目的ローンは、基本的には他社借入に含まれません。
ただし、クレジットカードのキャッシング枠を利用している人は、他社借入に含まれるので注意しましょう。
また、奨学金は他社借入に含まれないため、消費者金融に申込みをする時には記入しなくて大丈夫です。
一方で、銀行カードローンは他社借入の対象となるため、申込時に記入が必要です。
ただし、銀行カードローンは総量規制の対象にならないため、年収の3分の1以上の計算には含みません。
銀行カードローンも年収3分の1以上の借入は難しい
銀行カードローンは総量規制の対象にならないと先程紹介しましたが、実は銀行は独自に年収の3分の1以上を貸さないように自主規制を行っています。
したがって、他社借入と併せて3分の1以上の借入に関しては、銀行カードローンも積極的に行っていません。
それでは他社借入がある人が借りられるローンは何があるんだろうと疑問が出てきますよね。
高額な他社借入がある人は、債務整理などの公約制度を弁護士や司法書士に依頼して利用したり、おまとめローンで借金を一本化したりする方法が効果的です。
最後にこれらのローンについて、どのような制度なのかを紹介しましょう。
公的制度を利用する
お金を借りるというのと少し違うかもしれませんが、債務整理などの公的制度を利用して借金を免除してもらうと、他社借入の負担を楽に出来ます。
債務芹井には、自己破産や個人再生、任意整理などがありますが、どれも高度な法律の知識が必要になるので、弁護士や司法書士に相談して債務整理の依頼をするのが良いでしょう。
また、自治体などでは生活福祉資金貸付制度や緊急小口資金貸付などの公的に借入を行う制度はありますが、どちらも借金返済の為に利用する事は出来ません。
公的機関からの借入は、急な離職などの生活ができない理由があるときに検討してください。
おまとめローンで借金を一本化しよう!
おまとめローンで借金を一本化するという方法もいいですよ。
しかし、おまとめローンで借金を一本化しても借金が直接的に減るわけではありませんし、多少毎月の返済額が減ったとしても返済ができないような人は、利用しない方が良いです。
おまとめローンがオススメの人は、他社借入の件数が多くて、毎月の返済額や返済日の管理がうまくできていない人です。
このような人は、おまとめローンで借金を一つにすることで、毎月の返済が区をただしく把握でき、返済の忘れや滞納を防ぎやすいと言えます。
もしも、多少返済額が減っても返済が難しい人は先程紹介した、債務整理で直接借金を減らしてください。
まとめ
今回のポイントは以下のようになります。
- 申込みの時についた嘘はすぐにバレる
- 嘘をつかなくても審査通過の可能性はある
- 嘘がバレると審査におちて、ペルナルティがある
消費者金融の申込みの時は、審査通過しやすいように他社借入で嘘をつきたい気持ちも分かりますが、嘘をつくことにより、逆に審査に通らなくなる可能性も高いです。
他社借入があっても、返済能力があると判断されれば審査に通過出来ますので、嘘の記述をしないで正確な情報を記入・入力するようにしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。