カードローンやキャッシングを利用していると、勤めている会社に在籍確認の電話がくることがあります。
会社に勤めていれば安定した収入があると分かります。
そのことが分かると、金融機関側は支払を滞納するリスクが減ると判断し、安心して貸付を行えるのです。
しかし、利用するにあたって「会社にバレるのが嫌だ」という方も少なくありません。
では、会社に在籍確認の電話がかかってきた場合、バレたくないという方はどのように対処するのが良いのでしょうか?
今回は、実際に使える言い訳7パターンと、NGな言い訳をご紹介します。
記事の目次
クレジットカードの在籍確認
クレジットカードを発行するために申し込んだ、という言い訳が最も適しているのではないでしょうか?
近年、キャッシュレス決済を利用する人が増えたため、非常に多くの人がクレジットカードを持っています。
クレジットカードを作る時、過去に誰もが在籍確認の電話をとったり、確認されたりした経験があるので、誰も気には留めません。
このような確認の問い合わせが会社にかかってくることは、決して珍しいことではないので心配する必要はありません。
さらに、使い分けて決済を行うためにクレジットカードを複数枚持つことも当たり前になってきています。
例えば2社から借り入れをしていた場合、各社からそれぞれに電話がかかってきます。
万が一の場合に備えて、どこのカード会社に申し込みをしたのかを考えておくとことをオススメします。
絶対に会社にバレたくないという人は、クレジットカードの在籍確認という言い訳がベストになります。
保証人になった
家族や身内が引越したため保証人になった、という理由も有効なのではないでしょうか?
実際に保証人になると、不動産会社から身元確認のための電話がかかってきます。
それは、引っ越しをしたのは自分ではなく、あくまでも他人ということです。
自分が引っ越しをしたという設定にしてしまうと、細かく聞かれた場合すぐに答えるのが難しくなり、聞いた側も不信に思い在籍確認の電話だということがバレてしまいます。
答えられないことは知らないふりをしてやり過ごしましょう。
名刺交換をした相手からの連絡
会社にバレることを防ぐために、以前名刺交換をした相手からの連絡だった、という言い訳もオススメです。
この場合使える言い訳は2パターンあります。
実際、投資関係や保険関係の方と名刺交換をしてしまうと、その後しつこく電話がかかってくることがあります。
営業電話は会話の冒頭に会社名を名乗らずにかけてくるケースも多いので不自然ではなく、さらに、職場の人に「この頃、営業・勧誘の電話がしつこくて」とあらかじめ言っておけば信憑性が増し効果的です。
取引先の担当者誕生日にメッセージやギフトを贈るというケースは、実際によくあることなので怪しまれることはありません。
そのため、会社バレを防ぐためには丁度いい言い訳なのではないでしょうか?
セールスの電話
セールスの電話がかかってきた、というのも怪しまれない言い訳の1つとして使えます。
このようにセールスの電話は会社にかかってくることもあるので、電話応対をしている方は慣れているのではないでしょうか?
他にも、自分の家の土地を売らないかという内容の電話だった、というのもオススメです。
また、自身が過去に経験したことのあるセールス電話の内容を利用すると、よりリアルに感じます。
紛失した○○を拾った人から
紛失していた財布やプライベートで使う情報端末を拾ってくれた人から連絡がきた、というのも使える言い訳の1つです。
何かを紛失してしまった場合、本人確認をするために連絡がくることがあるので、これを上手く利用して誤魔化すことも可能です。
また、紛失しているのは会社で使っている情報端末やUSBなどではなく、プライベートで使っている私物にするのがオススメです。
今後のことも考えて言い訳を用意しましょう。
ローンを組んでいる会社からの問い合わせ
家や車など、人生の節目において高額な買い物をすることがあるでしょう。
このような高額な買い物をすると、ほとんどの場合ローンを組むため、ローン会社から在籍確認の電話がかかってきます。
そのため、高額な買い物をしてローンを組んだ、と言えば怪しまれません。
不正利用確認のお知らせ
「お使いのカードが不正利用されている可能性があります」という電話に応対したことがある人もいるのではないでしょうか?
最近では、このようなセキュリティ面での確認をする会社も増えており、決して珍しくはありません。
そのため、職場の人にどのような内容の電話だったかと聞かれたら、「不正利用の確認だった」と伝えてみてください。
NGな言い訳
最後に、嘘だとバレる恐れがあるNGな言い訳をご紹介しますので、会社バレを避けたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
個人的な連絡
家族や友人からの個人的な連絡がきた、という言い訳はあまりオススメしません。
「なぜ個人の携帯ではなく会社の電話番号にかけてきたのか?」と疑問に思う人もいます。
仕事関係の連絡
取引先など仕事関係の連絡だった、と言ってしまうとバレる可能性が高いです。
仕事関係であれば話した内容について聞かれることもありますし、職場の人がその用件を聞くために折り返し連絡してしまうことがあります。
そうなると、即座に答えられなかったり、先方と話のつじつまが合わなくなったりして、嘘がバレてしまうのです。
キャッシング利用の在籍確認であることが会社にバレないようにするためには、信憑性のある言い訳を慎重に考える必要があります。
また、後に言い訳に利用した嘘で自分の首を絞めないようにしましょう。
たとえ、電話口の相手が誰だったかと聞かれても、堂々と答えれば怪しまれることはありません。
それでも心配な人は、職場の人に事前に言い訳を伝えておくと良いです。